WhatsAppが新機能をリリース!
7月1日、WhatsAppの公式ブログで新機能が発表されました。新機能はユーザー同士のコミュニケーションを豊かにし、KaiOS向けのアップデートも加えたことから、今後さらにユーザーが増えるきっかけとなるでしょう。
- アニメーションステッカーの提供開始:アニメーションステッカーとはWhatsApp版の動画スタンプです。WhatsAppはアニメーションステッカーのダウンロードパッケージを複数リリースし、より表現力豊かで楽しいコミュニケーションがユーザー間で可能となりました。
- QR codesで友達追加が可能に:今まで友達を追加するためには相手の電話番号を入力する必要がありましたが、QRコードで友達を追加することが可能となりました。片方のユーザーが相手に自分のQRコードを見せ、もう片方のユーザーがQRコードをスキャンして友達登録ができます。
- ウェブ版とデスクトップアプリ版にダークモードを追加:スマートフォンアプリでは可能だったダークモード(操作画面の配色を暗い色にする機能)をウェブ版とデスクトップアプリ版でもできるようになりました。
- グループ通話の機能向上:最大4名だったグループ通話が最大8名に引き上げられました。簡単にグループ通話を開始できるように、グループチャット内にグループ通話用のビデオアイコンが追加されました。また、グループ通話中に表示を拡大したいユーザーがいる場合には、そのユーザーをタップアンドホールドすることで拡大ができるようになりました。
- KaiOSでステータスの公開が可能に:KaiOS用のWhatsAppでステータスの公開が可能となりました。
※KaiOSとは…メモリ容量が少ないモバイル端末でも動作するOS。インド等で大きなシェアを持つ。
※ステータスとは…24時間で消えるユーザーの公開画像(インスタグラムのストーリーズのような機能)
海外顧客とのコミュニケーションにはWhatsAppを
日本でメジャーなインスタントメッセージアプリLINEは4カ国程度でしか利用されていません。一方、WhatsAppは世界180カ国に20億人のアクティブユーザーがいます。
海外では企業が消費者と連絡を取る手段としてWhatsAppを問い合わせ窓口と採用するケースが増えており、ユーザーもWhatsAppで企業やお店に連絡することに慣れてきています。Facebook社が実施したアンケートによると、WhatsAppユーザーの80%以上が企業とWhatsAppでコミュニケーションを取りたいと回答しています。
WhatsAppで消費者とコミュニケーションを取るためには、企業はWhatsApp Business Accountと呼ばれる公式アカウントの開設が必要です。日本ではCM.com JapanがWhatsAppの公式パートナーとして、WhatsApp Business Account開設の申請を実施しています。
WhatsApp側はAPIの提供しかしていないため、導入企業はAPI連携先として自社のメッセージ配信システムが必要です。自社でメッセージ配信システムをお持ちでない場合は、CM.comのメッセージ配信システム、カスタマーコンタクトプラットフォームをご利用いただけます。WhatsApp Business Accountの開設をご検討の際はぜひ弊社までお問い合わせください。