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2025年3月11日
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WhatsApp BusinessプラットフォームでのWhatsApp Business企業公式アカウントの作成方法

世界中で利用されているWhatsAppを企業で利用する場合にはWhatsApp Businessで企業公式アカウントを作成します。この記事ではWhatsApp BusinessプラットフォームのWhatsApp Businessアカウントの作成方法をご紹介します。

CM.com Japan株式会社
CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

企業がWhatsAppを利用するならWhatsApp Business

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メッセージングアプリのWhatsApp(ワッツアップ)は世界中で利用されています。携帯電話番号でつながり、メッセージや画像などを送り合うことができるアプリです。日本ではLINEが利用されていますが、海外では20億人以上がWhatsAppを利用しています。

企業がWhatsAppの公式アカウントを作り、そのアカウントから,ユーザーへメッセージを送信したり、やり取りをする場合にはWhatsApp Business アプリもしくはWhatsApp Business プラットフォームというサービスを利用します。

WhatsApp BusinessアプリとWhatsApp Businessプラットフォームの違い

WhatsApp BusinessアプリとWhatsApp Businessプラットフォームは似ているようで全く異なるサービスです。

WhatsApp Businessアプリとは

WhatsApp Businessアプリは携帯電話アプリで利用するサービスで個人で利用するWhatsAppと利用方法は似ています。

携帯電話のアプリをダウンロードして利用を開始し、で一つの携帯電話でのみ利用可能です。複数の担当者への割り当てなどはできません。そのため個人事業主や小規模事業者におすすめです。CM.comはアプリ利用のサポートはしておりません。

WhatsApp Businessプラットフォームとは

一方WhatsApp BusinessプラットフォームはAPIやインターネットで接続した管理画面から利用できるサービスです。利用するにはCM.comのようなメタ社とオフィシャルパートナーシップを有している事業者と契約をします。

システム連携をしてWhatsApp Businessを利用したい、担当部署でWhatsApp Businessでのやり取りを管理したい、複数の担当者がユーザーとやり取りしたい、チャットボットを利用したい、システムと連携したいという事業者におすすめです。APIと管理画面の二つの利用方法があります。

APIでの利用

APIでは自由度が高く、CRMツール内にWhatsApp 宛にメッセージ送信をしたい、利用しているチャットプラットフォームからWhatsApp Business公式アカウントに来る問い合わせでやり取りしたい、WhatsAppを利用してユーザー認証を行いたいなど、利用しているシステムと連携したり、商品を表示できるカタログ機能やカルーセル機能なども利用できます。

管理画面での利用

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管理画面で利用するには契約したオフィシャルパートナーが提供する管理画面を使用します。CM.comではログインして利用できるクラウド型の管理画面を提供しています。APIと異なり、開発をする必要がなく、CM.comの専用画面にログインをするだけで利用を開始できます。すぐに利用したい、開発工数をかけたくない企業におすすめです。

担当者の割り当てや担当者の管理、スクリプトチャットボットの利用、チャット形式でのユーザーとのやり取りなどができます。

WhatsApp Businessアカウントの開設方法

ここでは管理画面やAPIでWhatsApp Businessを利用するWhatsApp BusinessプラットフォームでのWhatsApp Businessの企業公式アカウントの開設方法について詳述します。まずはCM.comとの契約が必要です。

APIの利用か管理画面の利用かを選択しご契約いただきます。その後WhatsApp Businessアカウントを以下のような手順で開設をしていきます。さまざまな方法がありますが、一番簡単な方法をご紹介します。

1.企業のFacebookページがあるかどうかを確認

WhatsApp Businessの企業公式アカウントを作成するにはMeta Business Suiteを利用して作成するので企業のFacebookページがあるかどうかを確認します。

企業のFacebookページがある場合

1)Meta Business Suite(MBS)のアクセス権限が全権限となっているか

2)ビジネスポートフォリオが作成済みかどうか

3)ビジネス認証済みかどうか

を確認します。ない場合にはアクセス権限を権利者から付与してもらう、ビジネスポートフォリオを作成する、ビジネス認証を行なってください。

ビジネス認証には登記簿謄本や企業の公共料金の請求書など実態を証明する書類が必要ですのでご用意ください。

企業のFacebook ページがない場合

Facebookアカウントがある場合には、企業のFacebookページを作成し、Meta Business Suiteとビジネスポートフォリオを作成し、ビジネス認証を済ませてください。

2.CM.comのポータルにログインし、Embedded Signup手続を開始

次にCM.comのポータルから、Embedded signupを開始します。Embedded sign upを開始すると、新規ウィンドウが開きますので、Meta suiteにアクセス権のあるアドレスでログインしてください。その後個人確認が求められますので、問題なければcontinueで進んでいきます。その後以下の手順で進めていきます。

1. メタビジネスアカウントを選択

作成済みビジネスポートフォリオIDを確認し、該当するものを選択してください。新しいビジネスポートフォリオを利用する場合には新規で作成可能です。

2. 企業情報を入力

ビジネス認証した企業情報を入力してください。

3. WhatsApp ビジネス公式アカウント情報を入力

ここでWhatsApp ビジネス公式アカウントに関する情報を入力します。

初めてWhatsApp Businessアカウントを作成する場合にはCreate a WhatsApp Business accountを選択し、ユーザーに表示される情報(企業名やサービス名、詳細、URL、検索に利用される電話番号など)を入力してください。

なお、電話番号を入力した後はその電話番号の所有を確認するための認証作業を行います。入力した電話番号宛に電話がかかってきますので通話中に取得したパスコードを入力してください。

4. CM.comのサポートへ連絡

電話番号認証が完了したらCM.comのサポートへ連絡し、CM側で承認手続を行います。

全てが完了したらWhatsApp Business企業公式アカウントの作成が完了です。

WhatsApp Businessプラットフォームの利用ならCM.com

WhatsApp Business企業公式アカウントの作成方法をご紹介しました。CM.comはWhatsApp Businessの利用方法から導入サポートまで丁寧に対応いたします。

外国人観光客や訪日外国人、海外顧客と連絡が取れない、メールが読まれない、大切なメッセージを送りたいとお悩みの企業様はお問い合わせください。

企業としてWhatsApp Business Platformの開設を検討しているなら、CM.comにご相談ください。

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CM.com Japan株式会社,
マーケティングチーム

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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