前のアイコン 記事一覧へ
Feb 05, 2022
2 minutes read

ファーストパーティデータとは?SMSを活用したマーケティング施策を

今後のマーケティングにおいて「ファーストパーティーデータ」の活用方法は理解しておくテーマです。 サードパーティクッキーデータの規制により、Web行動ログのもととなるCookieの取り扱いが難しくなることが本格化してきました。 Googleは2023年を目処にサードパーティクッキーデータの規制をすると発表しているため、クッキーデータを活用したリターゲティングなど事実情報できなくなります。そこで注目されているのがファーストパーティデータを基盤とするCDPです。

CM.com Japan.K.K
CM.com Japan.K.K,
CM.com Japan Marketing Team

ファーストパーティーデータ(1st Party Date)とは

ファーストパーティデータを収集・分析する

ファーストパーティデータ(1st Party Data)とは、企業が自社の顧客やwebサイト訪問者に関して収集・保有しているデータのことです。ゼロパーティデータとも言われます。

例えば、オフライン・オンラインで収集された以下のようなデータになります。

  • メールアドレスや携帯電話番号

  • 顧客の購買履歴

  • 顧客満足度調査やアンケートデータ

  • CRMやSFAなどの各種システムに蓄積されたデータ

  • 自社サイトの閲覧履歴

  • POSデータ

  • SNSへの反応やコミュニケーション



自社で保有、収集したデータを一般的にファーストパーティデータと呼びます。類似のデータとして、ファーストパーティの一部に含まれる「ゼロパーティデータ」というものがあります。

このデータは主に個人の趣味嗜好や興味関心、購入意思など、「何が好きなのか」という定性的なデータに近いものです。

一方でファーストパーティデータは、購入回数といった数値やメールアドレスや携帯電話番号の件数などを指します。

セカンド・サードパーティデータとの違い

さらに関連キーワードとして「セカンドパーティデータ」「サードパーティデータ」があります。 ここでは、ファーストパーティデータとの違いを説明します。

  • セカンドパーティデータ:他社やパートナー企業が取得・保有する外部データ

  • サードパーティデータ:ユーザーが閲覧しているデータや独自の方法でリサーチされた外部データ



ファーストパーティデータの特徴

ファーストパーティデータは自社で生成・収集されたデータであるからこそ、以下のような特徴をもちます。

  • データの出自が明確であり信頼性が高い

  • コストをかけず収集できる

  • データ収集におけるコンプライアンス違反などのプライバシーリスクが低い



ファーストパーティデータの活用で顧客理解に深みを

クッキーレス時代、サードパーティCookieが使えなくなると、企業はファーストパーティデータの収集が必須になります。

消費者から直接収集したデータがあれば、消費者のライフステージ、所属するソーシャルグループや職業など、より深いレベルで消費者を理解することができます。

自社の顧客と向き合い、どのようにプロダクトやサービスを届けるべきか、これまで以上に考えなくてはなりません。

取得したデータをうまく活用できれば、広告の質やプレゼンスを高めていけるため、企業としては大きなメリットがあります。

広告代理店やマーケター界隈での調査

GumGum Japan株式会社が、広告主及び広告会社200名を対象に行った調査があります。

同企業が行ったサードパーティCookie排除とその対策に関する意識調査によると、サードパーティ・Cookieの代替手段として挙がったのは、トップが「ファーストパーティデータ」で41.5%、次いで「ソーシャルメディア」が38.0%、「コンテクスチュアル広告」が26.0%でした。

このデータから読み取れるように、顧客の趣味趣向を予測や顧客に寄り添ったコンテンツやサービスの提供。それらを実現するためにパーソナライズとしての、ファーストパーティデータ活用が求められていることが伺えます。

ファーストパーティデータを活用して顧客エンゲージメントを高める

パーソナライズを推進していくためには顧客理解は不可欠です。

顧客の興味・関心を理解するためにファーストパーティデータを分析するには、高いデータ分析スキルが求められます。

しかし、ファーストパーティデータを活用して顧客エンゲージメントを高めるのにSMSを活用する方法であれば、だれでもすぐに始めることができます。

広告の最適化し、優れた顧客体験を提供

ファーストパーティデータを最大限に活用するには、まず広告を最適化する必要があります。過去の購買履歴や行動履歴などから、ユーザーが最もほしいと考えられる情報を提供します。

また、その情報を送る際にポイントとなるのは、「個人的なものにする」ことです。

例えば、SMSで情報を届ける場合、メッセージ内に「名前」を入れるだけでパーソナライズされた特別感を与えることができます。

関連リンク:

リターゲティング広告に頼らない、パーソナライズドSMSとは

ファーストパーティデータの最適解はSMS+CDP

Eメールは読まれにくくなっており、広告は配信料とクリック単価が高価なわりにクリックされず、嫌悪感を抱く人が多くなっています。

そこで、代替案として高開封率で確実にメッセージが届くSMSをマーケティング利用してみるのはいかがでしょうか。

既存顧客の携帯電話番号はファーストパーティの中で最も簡単に利用できるデータです。メールやリターゲティング広告が嫌がられるのは、顧客が求めている情報ではないいことと、情報の不透明性が要因といえます。

その点、ファーストパーティデータを利用したマーケティングであれば、Cookieに頼らず、最大元の透明性を確保したまま顧客にアプローチできます。

パーソナライズドが鍵

SMSは1通8.19円で送れるため、特にサブスクモデルや不動産など、継続的な利益が見込めたり、1プロダクトあたりの単価が高い商材を扱う企業にとっては価格的にも安く、配信した分を回収できる可能性が高いでしょう。

CM.comが提供するオンライン広告制作ツール「Pages」とSMS送信サービスを活用すれば、顧客の反応などをうかがうことができます。

また、いつ開封したか、リンクのクリック数・率などを把握することができるため、次の施策へも活かせる。それらを紐付ける顧客基盤データサービス「CDP」を利用できます。

類似したグループを作る

長期的な運用を見据えて、顧客の趣味趣向が合う層を抽出しセグメントしていくことで、SMSを一斉配信することもできます。

最初にいくつのセグメントに分けるのではなく、効果が上がりそうなセグメントを見つけ出し、トライアル配信を通じて成功パターンを増やしていく、というのが効率的な方法でしょう。

これにより顧客の探す手間も減り、顧客は望む商品のお知らせを受け取れます。

まとめ

Cookieレスの時代、ファーストパーティデータの活用が今後ますますマーケターの鍵となるでしょう。

マーケターによってはこれまでの戦略を180度転換する必要があるかもしれません。どんな状況になっても顧客が求めるものを模索することで、最高の顧客体験を届けることが成功への道となるでしょう。

ファーストパーティデータ活用でパーソナライズド広告SMS

この記事を共有する
CM.com Japan.K.K
CM.com Japan.K.K,
CM.com Japan Marketing Team

CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

最新記事

drive-engagement-and-convert-your-conversations-with-whatsapp-carousel
Jul 24, 2024 • WhatsApp

WhatsApp Businessで海外マーケティングを効果的にする方法

世界で最も利用されているメッセージングアプリであるWhatsAppの企業公式アカウントであるWhatsApp Businessをマーケティングで活用する際に顧客とのコミュニケーションを強化し、マーケティング効果を上げる機能をご紹介。

drive more automotive sales
Jun 09, 2024 • SMS

SMSで写真や画像は送れない?携帯電話番号宛のメッセージで画像を送信する方法と法人利用で画像を活用するメリットを解説

SMSで写真や画像を送ることはできるのか?送信できない場合に送る方法は別にないのかと、探している方は多いのではないでしょうか。今回はSMSから写真や画像が送れない?と困った時にSMS類似のサービスやSMSに添付して送信方法、また法人でSMSに画像を送付するメリットを紹介します。

msc blog klantloyaliteit
Feb 05, 2024 • Eメール

メールとSMS配信はどちらが効果的?到達・開封・クリック率の違いなどを紹介

最近SMSのビジネス利用が注目され、導入検討する企業が増えてきています。 しかし、すでにメール配信という安価で便利なツールがあるのに、なぜ今更SMS配信なのか…という声もあります。 ここでは、SMS配信とメール配信の違いを含め、開封率、到達率などを紹介します。

Engage peak moments in ecommerce end of 2023
Jan 29, 2024 • マーケティング

カゴ落ちとは?カゴ落ちを防ぐ9つの方法

商品をカートにいれたものの、購入まであと1歩のところから進まない、または離脱してしまう、「カゴ落ち」。 せっかく興味を持ってもらい購入の意向が強くなっているのにもったいないですよね。そこで今回は。カゴ落ちが起こる原因と対策をご紹介します。

cm.com blog live chat human woman laptop
Jan 19, 2024 • Eメール

メールでリードナーチャリングをする方法とは?手法やポイント、手順を解説

メールを用いたリードナーチャリングは、運用コストを抑えながら一度に多くのリードへアプローチできることから、多くの企業が実施しているマーケティング手法です。今回は、メールナーチャリングの手法や手順をご紹介します。

How To Get Started With Apple Messages For Business
Jan 13, 2024 • マーケティング

DM(ダイレクトメール)とは?メリットや効果的に送る方法を紹介

郵送・DM(ダイレクトメール)は、企業が直接法人・個人へハガキや封書で案内を送付するダイレクトマーケティング手法の一つです。オンラインでのマーケティングが増えているなか、改めて紙媒体であるダイレクトメールに注目が集まっています。そこで本記事では、ダイレクトメールのメリットやデメリット、効果を上げるコツを解説します。

industry-logistics
Dec 01, 2023 • SMS

SMSの既読はわかる?企業がSMSが既読になったかどうか判断する方法と類似メッセージサービスの既読機能を紹介

SMSは既読機能がないため送信者側から届いたかを確認することができません。しかし類似のツールでは既読確認ができ、企業がSMSを送信する場合にはWebページやLPを活用すると既読の確認ができます。 この記事では既読ができる類似メッセージツールの紹介と法人がSMSを既読を確認する方法を紹介します。

Multi-channel vs. omni-channel
Nov 29, 2023 • マーケティング

CRMとは?基本機能やCRMシステム導入のメリットを紹介

CRM(顧客関係管理)とは、顧客情報を一元管理することで、顧客との関係性を維持・向上させるアプローチ、およびその目的のために開発されたツールを指します。 近年、多くの企業で導入され活用されているCRMの基本機能や導入のメリットについてご紹介します。

Helpdesk Automation
Nov 13, 2023 • Mobile Marketing Cloud

ランディングページとは?集客できるLP制作のポイントを紹介

商品やサービスごとのランディングページを活用している企業は多いかと思います。しかし、どんなにすぐれたデザインのランディングページを作成しても、ターゲットとする顧客に見てもらなければ意味がありません。 ランディングページのコンバージョンを高めるのに重要なのは、流入経路です。そこで、今回はLPの作成方法をご紹介します。

Is this region a better fit for you?
Go
close icon