SMS(ショートメッセージ)とは?
SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略称で、電話番号を宛先にメッセージのやりとりができるサービスです。
SMSは以前よりauではCメール、ソフトバンクではスカイメールと呼ばれており、ガラケー時代のテキストメッセージツールとして利用されていました。
今ではAndroid、iPhoneといったスマートフォン端末が普及し、キャリアやガラケー・スマホ問わずにメッセージを送受信できますが、個人間ではLINEでお友達になってない相手や、会社の同僚など親しい間柄でない関係でのコミュニケーションで利用されているにとどまります。
SMSは元々は個人対個人のコミュニケーションのみで利用可能でしたが、2000年に入り、法人から個人への送信が可能となり、携帯電話からの送信だけでなくSMS送信サービスを利用しWeb管理画面やシステムから配信されています。
法人でSMSは利用できる?
法人から個人へ配信する場合には、CM.comのようなSMS送信サービスを利用します。
SMSはどの配信事業者からの配信でも1件あたりのメッセージは1通70文字でカウントされ、最大670文字(10通)までを一度に送信できます。
法人でのSMSの利用用途は、企業が提供するアプリやサービスにログイン時のSMSでの本人確認認証(ワンタイムパスワード)がよく知られています。
YahooやGmail、各種SNS(Twitter、Facebook、Instagram)、LINEアカウントにログインする際に、認証コードの入力が求められ、携帯電話番号宛に企業から個人への配信が年々増回しています。
その他、督促、通知として幅広い業種で活用されています。Eメール配信などと比べて利用頻度は少ないですが、企業のマーケティング施策の一環としても徐々に需要が高まりつつあります。
関連リンク
SMS(ショートメッセージ)を個人で利用する場合
SMSとは何かを理解していただきましたので、ここからは、SMSを利用する際の個人と法人利用での違いについて解説していきます。両者の違いを確認していきましょう。
すべての端末でメッセージの送受信可能
個人ではau, softbank,docomo、楽天モバイルといったキャリアと契約することで、ガラケー、らくらくフォン、スマートフォンのiPhoneやAndroidなどの全ての端末で送受信が可能です。
LINEと違ってアプリをダウンロードする必要がないので、携帯端末を保有していれば誰もがメッセージのやり取りが可能です。
格安SIMではメッセージが受信できないかも?
ただ格安SIMの場合、SMSの送受信が有料オプションだったりするので、契約状況によっては受信できません。
この場合は、データSIMを利用している場合は、SMSを受信できませんので、SMS配信機能が付随されているかを確認しましょう。
SMS(ショートメッセージ)を個人利用する場合
ここからは、個人で利用する際のSMSの具体的な使い方や送信方法などについて紹介します。
SMSはすべての携帯電話端末で標準搭載されているので、メッセージアプリを開くだけで使用開始できます。
また2018年5月以降に発売されたAndoroidにはSMSだけではなく、+メッセージも標準搭載されているので、SMSのようなテキストメールと写真や動画などが受信できる+メッセージを送受信できます。
なお、iPhoneでプラスメッセージを利用する場合は、アプリのインストールが必要となります。
メッセージアプリで送信する場合
個人でSMSを利用する方で、最も多い使い方がメッセージアプリです。
<使用手順>
メッセージアプリを開く
新規作成(鉛筆マーク)をタップ
宛先を入力もしくは連絡先から送信先を選択
テキストを入力
送信ボタンを押せば完了
+メッセージで送信する場合
SMSと同様に携帯電話番号宛にメッセージが送れるメッセージングサービス「+メッセージ(プラスメッセージ」について紹介します。
2018年5月以降にAndoroidを購入した方や使っている方、写真や動画、スタンプなどを送れるプラスメッセージを利用したいという方向けの使用方法です。
<使用手順>
メッセージアプリを開く(iPhoneはインストール必要)
メッセージの「+」をタップ
「新しいメッセージ」を選択
宛先に直接電話番号を入力するか、連絡先から送信先を選択
テキストを入力
送信ボタンを押せば完了
関連リンク
プラスメッセージとは?法人のメリット・デメリット、企業活用例を紹介
SMS(ショートメッセージ)を法人利用する場合
上述したように企業でSMSを利用する場合で携帯電話端末からメッセージを送信する以外では、CM.comのようなSMS送信サービス事業者との契約が必要となります。
海外では顧客へのアプローチ手段として、マーケティングやワンタイムパスワードなど幅広い用途で利用されていますが、日本の場合は、本人確認を目的とした認証行為や飲食店や歯医者の予約確認、顧客へのリマインドメールなどの利用が進んでいます。
SMS(ショートメッセージ)の特徴
全ての世代に携帯電話(スマホ・ガラケー含む)が普及した現在、SMSは電話回線が繋がるエリアであれば誰もが受信することができます。
圏外の場合、一時的にメッセージが格納され、電波を取得したタイミングで受信することができます。
SMSは個人でブロックしない限り受信することができ、Emailのように迷惑メールやスパムに自動で振り分けられることもありません。
一度取得した電話番号は継続的に利用される傾向があるため、ほとんどの携帯所有者に情報を届けることができます。
以前はドコモからソフトバンク、auなどへ機種する際には手数料が掛かっていたMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の手数料が、2021年4月以降は無料となったことも追い風となり、今後は電話番号を変更する人がより減少傾向となることが予想されます。
つまり、企業は一度電話番号を取得することで継続的に個人にアプローチすることが可能となるため、企業内におけるSMS配信は重要度が増してくるでしょう。
1.送信者名表記は「電話番号」「アルファベット」の2つ
SMSは送信者名を設定することも重要です。送信者を記載することは信頼性にも繋がりますので設定することはとても大切です。
国内配信では送信者名を表示するパターンは電話番号とアルファベット表記の2つになります。
この表記方法は全SMS配信サービス共通のため配信時にはどちらかを選択する必要があります。(*配信事業社によっては電話番号のみ場合があります)
当社は両方選択可能です。
電話番号:お好きな固定番号また弊社が保有するSMS専用の番号(例:070XXXXXX)
アルファベット:11文字までの英数字を表示できます。
(例:CM JP2021)
日本の場合は「送信者名を漢字やカタカナ表記にできないのか?」と質問を受けることがあります。
SMSは国際規格のため漢字とカタカナはNGのため、現状はアルファベット英数字もしくは電話番号から送信することしかできません。
どちらの表記もメリット・デメリットがありますので興味のある方は以下の記事を確認してください。
関連リンク:
SMS(ショートメッセージ)の法人利用のメリット
SMSは電話番号宛に送信することができるショートメッセージサービスだけでなく、送信者名は電話番号とアルファベットのいずれかを選択できるなど基本的な概要を説明してきました。
続いてはSMSが有している特徴を紹介していきますので、以下から確認していきましょう。
他のサービスと比べて開封率が高い
SMSは受信頻度の低さから本人宛の重要通知としての認識が強く、Eメールや他サービスと比べて圧倒的に高い開封率を誇るのが特徴の一つです。
ショートメッセージは受信をするとスマートフォンアプリのプッシュ通知のように携帯電話に通知が届き、画面にポップアップ表示されます。また受信頻度も低く埋もれないため、読まれやすい特徴もあります。
一般的に開封率は80%以上と言われ、視認性が高いツールとして受信者にも気づかれやすいメッセージとして認識されています。
関連リンク
SMSの既読はわかる?ショートメールで既読確認する方法を紹介
SMSが届かない?ショートメッセージが送れない原因や解決策を紹介
シンプルに伝えやすい
SMSはシンプルに簡潔に伝えられることもあり、記憶に残りやすいです。
というものも、SMSには1通あたり全角70文字以内、半角160文字以内で数えられ、1配信最大全角670文字、半角1530文字の制限があります。(文字数制限は各キャリアで若干異なります。)
メッセージの性質上、シンプルな内容が送られてくると考えられがちなので内容を詰め込まずに送ることで、内容を認識してもらえます。
SMSを送る際は、文字数制限を考慮し、相手に伝わりやすい内容を送ることがポイントとなります。
もし文字数を気にせずにSMS配信をしたいという方は当社の「Mail SMS+」を利用することでEメールのような長文メールを送信することができます。
インストール不要で情報提供可能
SMSは全ての携帯電話に標準搭載されているため、スマホアプリやWebサービスのようにインストールや新規登録を必要としません。
受信するために個人情報やメールアドレスを登録するといった手間や負担がかかりません。
上述しましたが、SMSは携帯電話を所有しているほぼ全ての人々に、情報を届けることができる優れたメッセージツールと言えます。
ポイント
SMSは電話番号宛に送れるショートメッセージサービス
送信者名は電話番号とアルファベット表記のいずれかを選択
SMSを受信するためにアプリやWEBサービスへの登録は不要
SMS(ショートメッセージ)の法人利用のデメリット
ここからは、SMSを法人利用する場合のデメリットや注意点について解説していきます。導入しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
送信情報が限定される
先述したように、SMSは送れるメッセージの文字数に制限があります。
またEメールが文字装飾ができたり、画像・動画を挿入できたりするのに比べ、SMSは基本的にテキストのみで情報を伝えなければならないため、読まれるには工夫が必要です。
SMSの一斉送信サービスであれば、最大670文字に対応している場合が多いので、法人の場合は、一斉送信サービスの利用は欠かせません。
文字数が増えればコストも増える
SMSの一斉送信サービスでは、最大670文字対応していますが、文字数が増えれば増えるほど1通当たりの送信にかかるコストも上がります。
例えば、70文字以内で送った場合の送信料は3~3.3円程度(法人は8〜10円)。これが最大文字数670文字使う場合の送信料は33円(法人は80〜100円)と、文字数によってかかるコストが大きく変わるのです。
コストが上がることをできるだけ抑えるためにも、最小限の文字数で収まるようにしましょう。
配信できるのはテキストメッセージのみ
SMS配信はテキストのみに限られているため写真や動画を載せることができません。
配信内容は余計な前置きや言わなくてもわかる部分はカットして、シンプルな内容を心掛けるようにしましょう。
では動画や画像を送りたい場合はEmailやアプリを使わなければならないのか?そういうわけではありません。弊社ではSMS専用のランディングページ(LP)が作れるPage(ページ)を組み合わせることでSMS配信と同時に視覚的に訴えることもできます。
法人利用時のSMS(ショートメッセージ)送信のコツ
ここまではSMSの概要と特徴を紹介してきました。SMSで送るテキストの内容を考えるときに幾つかポイントがあります。
読み手の立場となり、瞬時に内容を確認できるようにすることです。実際のビジネスシーン活用するときの注意点を確認していきましょう。
メッセージの内容はシンプルに
SMS配信は端的に情報を伝えることに優れているメッセージングツールです。そのため、手に取った瞬間に頭の中に内容がスッと入ってくる内容を作成しなければなりません。
例えば、レストランを予約したお客様宛に予約完了通知を送りたい場合、予約者、日時、お店の住所情報などをパッと見てわかる内容で作成することが極めて重要となります。
ショートメッセージの内容を簡潔で伝わりやすい内容にすることは他の利用用途でも同じですので覚えておきましょう。
シンプルなメッセージで行動を促す
シンプルな内容は注意喚起や行動促進に繋がります。 よくある話ですがSMSであれば支払いが滞っている料金を滞納者に支払わせることが可能となります。
督促通知を受け取った常識人であれば受信してから数日以内には支払いを処理してくれるでしょう。
仮にすぐに支払えなくともEmailのように埋もれることもないので、指定された期限までに支払い手続きを済ませてくれるでしょう。
期限を過ぎた場合は、リマインドメールを送ることで簡単に対応できます。SMSを届けることでユーザーに対して注意喚起や行動を促すキッカケを提供できるでしょう。
ポイント
SMSは瞬時にわかる内容で作成することが大切
シンプル内容は相手に伝わりやすい
わかりやすい内容で注意喚起や行動を促す
SMS(ショートメッセージ)配信サービスの企業活用例
SMSは一般的に個人間のやりとりをするツールなため、一度に複数人に送ることはできません。一度に複数人に一斉送信したい、という法人の方には「SMS送信サービス」がおすすめです。
法人向けの「SMS送信サービス」では一斉送信はもちろんのこと、送信数無制限や添付URLの短縮、予約送信や送信結果の確認等ができます。契約会社によってできる機能に差があるのでよく調べて活用してみてくださいね。
またこれらの管理はPC上で行うことができ、管理しやすいのも魅力です。
なぜSMS配信がここまで伸びているのか。今回はSMS配信が活用される代表的なシーンを3つご紹介します。
SMS(ショートメッセージ)で二段階認証やセキュリティ強化
オンラインサービスを利用する際、会員登録が必要です。多くのサービスでは、会員登録の際に、アカウントを作成しようとしている人が本人かどうか調べるために「二段階認証」が実施されます。
二段階認証にはメール認証やSMS認証がありますが、誰でも簡単にメールアドレスを作れる今、メール認証を安全とは言い切れません。
一方、SMSは携帯番号に送るメッセージ。基本的には携帯電話の持ち主しか確認のしようがありません。そして携帯電話を契約する際は必ず身分証明証を提出して契約します。
そのためSMS配信による二段階認証は本人確実性が非常に高いと評価されています。Google、Yahoo!、Facebook、任天堂を始めとした大手企業も会員登録済みユーザーに対してSMSでの二段階認証の設定を推奨しています。
SMS配信を用いた二段階認証があれば、不正アカウントの新規作成を防げるとともに、既存アカウントへの不正ログインを防ぐこともできます。
ユーザーが一度もログインしたことのない端末からログインが確認された際、SMS認証を発信する仕組みを構築しておけば、第三者が勝手にログインすることはできません。
支払督促や未払い料金の回収
EC業界では、商品発送後に支払える後払いの仕組みがあります。後払いのおかげで、購入ハードルが下がり購入者が増えている一方、一定数の消費者が商品代を払わないという問題もあります。
後払い決済における未払い率は6%と言われており、年商50億の会社の場合は3億円も未払金があることになります。
不動産業界でも同様に賃貸料を滞納問題があります。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が2019年4月〜9月に実施した調査によると、日本全国の賃貸物件の1ヶ月未満の滞納率は6.8%、つまり約15戸に1戸が家賃を滞納しています。
さらに1ヶ月の滞納率は3.1%、2ヶ月の滞納率は1.3%と続きます。
このような未払いに対し、SMS配信での督促は大変効果的です。弊社のパイロットユーザーであるEC事業者は、SMS配信で督促を実施したところ、未払金の33%の回収に成功しました。メール、郵送、電話は無視されがちでしたが、SMSに記載した支払いリンクのクリック率は40%ありました。
郵送よりも安いコストで、メール用に簡単に一斉配信できるSMSは督促業務の強い味方です。
リマインドSMSでNO SHOW・無断キャンセル防止対策
NO SHOW(ノーショー/無断キャンセル)が飲食店に与える被害は甚大です。その年間被害額は2,000億円にも及ぶと経産省や消費者庁、飲食業界団体代表者などが参加する有識者勉強会で判明しました。
経産省はNO SHOW問題を一事業者だけでは解決が難しい課題とし、業界全体で解決すべく、NO SHOW防止に役立つIT導入に対して補助金制度を設けるほど、NO SHOW問題にテコ入れをしています。
2019年11月に株式会社TableCheckが発表した調査結果によると、無断キャンセルの理由トップ3は、「とりあえず場所を確保するために予約」「人気店なのでとりあえず予約」「予約したことをうっかり忘れていた」でした。
予約したけどお店を利用しない場合、お店にキャンセルの連絡を入れるのはマナーですが、マナーを守ってくれることを信じるだけでは、何の対策にもなりません。飲食店からマナーを守ってもらうためのアクションを起こすことで、NOSHOW(無断キャンセル)を減らすことができます。
そのアクションとして、前日に予約者へリマインドすることです。メールでは埋もれてしまうリマインドメッセージも、SMSなら埋もれにくく、開封してもらえる可能性が高い。
メッセージにはレストラン名、予約日時、キャンセルの際の電話番号やリンクをつけるだけでOKです。たった1通のSMSを配信するだけで、当日の無断キャンセルを減らし、空いた席に別の予約をあてがうことができます。
関連リンク
SMS(ショートメッセージ)の配信方法は3つ
企業が個人へSMSを送る時、ベンダーが提供しているSMS配信ツールを使います。CM.comは企業のニーズに合わせて、さまざまな配信方法を用意しています。
弊社ではパソコンから配信するための方法として、オンラインとメール機能のある営業管理ツールやCRMなどを利用した配信とAPI連携による3つの送信方法がありますので、一つずつ確認していきましょう。
1.オンラインからSMSを配信
インターネットブラウザからログインして利用する、オンライン配信ツールです。弊社のオンラインSMS配信ツールでは下記が可能です。
個人・一斉配信
予約配信
名前の差し込み
送信者名の設定(英数字)
ランディングページの作成
WEBの管理画面からSMSを個別・一斉配信できるため、一度に大量配信を行いたい方にはおすすめです。
2.メールソフトからSMSを配信
普段使っているメールアドレス(メールソフト)からSMSが送れるように設定できます。設定方法は簡単で、SMSの配信元として使いたいメールアドレスを弊社に登録するだけ。SMSを送る方法はメールと同じ要領なので誰でも簡単にSMS配信が始められます。
登録した後は、実際の業務で使用しているメールソフトやマーケティングツール上のメール作成画面でテキストメッセージを作成して、携帯電話番号をメールアドレス化した宛先に送るだけです。
尚、このサービスは弊社が提供しているMailSMSを導入することで利用することが可能になります。
関連リンク:
SMSがメールアドレス登録だけで送れる?超便利なショートメール配信サービスを紹介
超便利!電話番号宛にメールからSMS(ショートメッセージ)を送る方法
3.API連携でSMSを配信
SMS配信は、別のソフトウェアとSMS配信API連携させることで送信可能です。弊社では、SMS配信APIとSMS認証APIの2種類を用意しています。
1つ目のSMS配信APIは提供しているサービスから個別・一斉配信で顧客へメッセージを送信するのに優れています。2つ目のSMS認証APIは二段階認証専用のAPIで、SMS配信、パスワード生成、認証コードがセットになっています。SMSでの二段階認証を実装したい場合、開発工数を削減でき、短期間で実装ができます。
CM.comのAPIはアカウントを開設と同時にトークンを取得し、API仕様書に記載のサンプルコードをコピー&ペーストすることで自社のテスト環境で配信テストを行うことが可能です。
そのため、開発者はプロジェクトの要件定義の段階で、機能要件もを明確にできるなど、開発を効率的に進められるメリットがあります。
関連リンク:
SMSマーケティングの効果を高めるツール・機能・サービス
近年SMSをマーケティングで利用する企業が増加し、それに伴い、CM.comもSMS送信の効果を高めるツールをオプションで提供しています。
1.LP(ランディングページ)作成ツール
SMSは1通70文字しか送れず、1通ごと課金になりますので、Eメールのように情報を大量に画像やフォントでリッチに伝えることができません。そのデメリットを克服するために、SMS本文にURLを挿入し、URLのリンク先であるLPに伝えたい情報を伝えることを多くの利用企業は行っています。
一般的にLPを作成するにはコストも時間もかかりますが、弊社は本格的なLPを簡単に、無制限に作成できるツール、簡単LP広告作成ツールを提供しています。アンケートフォームやお問い合わせフォームまで作成することができるので非常に便利にSMS送信を行うことができます。
LP作成からSMS配信までワンストップで運用できるので外部作成するより、利便性が高まります。
2.個別名前差し込み機能
SMSをマーケティングに利用する場合において、最も企業が気になるのが、コンバージョン率です。
URLをSMS本文に挿入してもクリックされなければ施策実施の意味がありません。効果コンバージョンを高めるためにお勧めなのが送信相手のお名前を挿入する方法です。
名前を挿入することでSMS本文に挿入したURLのクリック率がが10パーセント以上上がった事例がございます。
SMSを一斉送信する場合など、一人一人お名前や金額を挿入する必要がないので、非常に運用の手間も省ける機能です。
3.マーケティングパッケージサービス「MMC」
マーケティングに特化したMobile Marketing Cloudというツールの提供もしています。
具体的には上記のLP作成、名前差し込み機能の他に、Eメール配信、自動配信設定、顧客管理ツールがパッケージになった、SMSマーケティングの効果を最大化するツールです。
EメールやSMSマーケティングのDX化や顧客データ活用と合わせて、送信の効果をあげたい企業におすすめです。
SMS(ショートメッセージ)とは何かを理解し、ビジネスで活用を
本記事では、SMS(ショートメッセージ)の使い方や特徴、メリットについてご紹介しました。
最近では高い開封率や到達率、即時的に確認できる利便性の高さやセキュリティの高さなどの魅力を活かし、SMSを使った多角的なアプローチやマーケティングに力を入れる企業も増えてきています。
とはいえ、電話番号宛に送れるSMSは拡散できる情報量に限りがあるので、メッセージ内容はより簡潔かつ明瞭にする工夫も必要です。
SMSの特性を理解することで、ビジネスチャンスの拡大に一役買ってくれるのはいうまでもありません。ぜひ導入を検討してみてください。
最後に今回の記事のまとめです。
電話番号を宛先に送信できる
送信者名は電話番号とアルファベット表記から選べる
アプリやWEBサービスへの登録不要
1通あたりの文字数制限がある
簡潔でわかりやすい内容で情報を
シンプルな内容で注意喚起や行動を促す
CM.comが提供するSMS配信では企業が個人に届けたい情報を迅速に届けられるようにサービスを提供しています。
テキストメッセージは非常に汎用性も高く、様々な用途で利用ができ送信も簡単です。さらには基幹システムやCRMとAPI連携すること自動配信や機能提供も可能です。
それ以外にもSMSに付随した多くのソリューションを提供しておりますので、SMS送信に興味・関心がある方は以下の問い合わせフォームからご連絡ください。