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Apr 11, 2023
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ダイレクトメール広告とは?効果を上げるための方法を紹介

ダイレクトメール(DM)広告は、商品の販促や見込み顧客の育成などを目的に、多くの企業で採用されています。 施策を成功させるには、戦略を立てて効果的なプロモーションを図りたいところです。 今回は、ダイレクトメール広告の概要や、施策のメリット・デメリット、効果を上げるための方法を紹介します。 ダイレクトメール広告を活用して、売り上げアップや顧客との関係構築を目指しているご担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。

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ダイレクトメール広告とは?

ダイレクトメール広告とは、自社の商品やサービスの情報を、ターゲットを絞り込んで広告する手法のことです。

はがきや封筒、パンフレットといった郵送物のほか、FAXやメールなど、さまざまな形態があります。

ダイレクトメール広告は、企業から指定した個人・法人に直接届けられるので、チラシやポスティングなどの地域一帯への広告とは区別される点を念頭に置いておきましょう。

現在では、FAXやメールも含めて「DM(ダイレクトメール)」と総称されますが、この記事でははがきや封筒などの紙媒体で送付する郵送物を扱います。

ダイレクトメール広告のメリット

ダイレクトメール広告を実施すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、ダイレクトメール広告の2つのメリットを紹介します。

メリット①多くの情報量を訴求できる

紙媒体のダイレクトメール広告は、工夫を凝らすことで、Webなどのデジタル媒体の広告や、テレビ・新聞といったマスメディア広告よりも、多くの情報を訴求できます。強いインパクトを与えるために、はがきを立体的な形状にしたり、紙質やデザインにこだわったりする方法があります。

封筒に商品サンプルを封入して、商品の魅力を実際に体験してもらうのもよいでしょう。視覚的なインパクトや実体験できる機会を与えて、商品やサービスの魅力を、ターゲットに最大限アピールしてみてください。

メリット②ターゲットに直接アプローチできる

ダイレクトメール広告は、顧客に直接アプローチできるという点もメリットの1つです。チラシやWeb広告はターゲットが不特定多数なのに対して、ダイレクトメール広告では、自社で保有している顧客情報からターゲットを指定します。

性別や年齢、職業、居住地域などの顧客情報を分析して、顧客一人ひとりに合わせたダイレクトメール広告を送付すれば、確度の高いアプローチが可能です。

ターゲットを、見込み顧客既存顧客リピート顧客と分類し、購買意欲に合わせたダイレクトメール広告を送ると、より一層の効果が期待できます。

ダイレクトメール広告のデメリット

ダイレクトメール広告には、さまざまなメリットがある一方でデメリットも存在します。ここからは、ダイレクトメール広告の3つのデメリットを紹介するので、メリットと合わせて確認しておきましょう。

デメリット①時間とコストがかかる

ダイレクトメール広告には、顧客情報の分析から郵送物のデザイン、発送まで時間とコストがかかります。たとえば、はがきでダイレクトメール広告を郵送する場合、顧客情報の分析やリスト化、さらにはデザインの作成、発送作業など多くのプロセスを経ることになります。

施策を実施するには、最短でも1か月程度の期間がかかるうえに、顧客に届いてから成果が出るまでにタイムラグが生じる点もあらかじめ把握しておきましょう。紙質やデザインのクオリティにこだわると、時間がさらにかかるだけではなく、1通あたりの単価も高くなります。

また、ダイレクトメール広告は顧客一人ひとりへの郵送が必要になるため、印刷代のほか、郵送代も負担しなければなりません。このように、ダイレクトメール広告には、時間とコストの両方がかかるので、費用対効果を留意したうえで、実施する必要があります。

デメリット②顧客情報を管理する必要がある

顧客情報の取り扱いに厳重な管理が求められるのも、ダイレクトメール広告のデメリットとして挙げられます。ダイレクトメール広告を郵送するには、住所や氏名、電話番号などの顧客情報は不可欠ですが、個人情報保護法の観点から、適切に管理しなければなりません。

また、顧客情報が古くなると、住所変更や宛先不備などで、ダイレクトメール広告が届かず、返送されることもあります。顧客にダイレクトメール広告が届かなくても郵送代は発生するので、コストだけがかさみ、費用対効果が下がってしまいます。

ダイレクトメール広告の効果を上げるには、顧客情報をこまめに見直して、最新の状態に保ちましょう。

デメリット③開封されないリスクがある

ダイレクトメール広告には、開封されずに捨てられてしまう懸念もあります。せっかくダイレクトメール広告を送付しても、開封されなければ効果を上げられません。顧客に開封してもらう確率を高めるには、デザインや特別感などに工夫が必要です。

ありふれたものではなく目を引くようなデザインや、ひと目で自分宛の特別なダイレクトメール広告だとわかるような工夫を凝らします。商品サンプルの封入やクーポンなどの特典をつけるのも、効果的な方法です。

ただし、こだわりすぎると通常よりもコストがかかるので、費用対効果を考慮しつつ、デザインや特典を決めましょう。ダイレクトメール広告の効果を高めるには、送付のタイミングもポイントです。

1月・4月・9月は、多くの顧客が新生活などを始める時期なので、消費への意欲が高まりやすく、7月・12月のボーナスの時期なども購買意欲が高まります。

ダイレクトメール広告の効果を上げるためにSMSを併用する方法

ダイレクトメール広告をより効果的に運用するには、SMS(ショートメッセージサービス)との併用を検討してみてはいかがでしょうか。携帯電話番号を使用するSMSは、スマートフォンのプッシュ通知があるので、ダイレクトメール広告より開封される確率が高まります。

そこでここからは、ダイレクトメール広告とSMSを組み合わせる際に押さえておきたい、2つのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。

ポイント①ターゲットを絞って送付リストを作成する

ダイレクトメール広告とSMSの併用の効果を最大化させるには、ターゲットを絞り込んでリストを作成します。SMSを活用する手法でも、ダイレクトメール広告の場合と同様に、ターゲットの絞り込みは欠かせません。

商品の購入履歴や問い合わせ履歴をもとに、自社の商品やサービスに関心が高いと考えられる既存顧客をあらかじめ絞り込んでおきます。

このように、ピンポイントなターゲットのリストを作成すると、より大きな反応につながります。

ポイント②画像データをLPに利用する

ダイレクトメール広告で使用した画像データを活用し、LP(ランディングページ)を制作しましょう。ダイレクトメール広告の画像データを活用すると、画像やデザイン制作にかかる工数とコストを削減できます。

企業向けのSMS送信サービスはCM.comにお任せください

「ダイレクトメール広告とSMSを併用したいけど、どのサービスを選べばよいのかがわからない」「できるだけコストはかけたくない」といった方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、CM.com が提供する、MMC(Mobile Marketing Cloud)の利用がピッタリです。

MMCは、集客に特化したSMS送信サービスで、SMSを配信できるだけではなく、コーディングなどの専門知識がなくてもLPの作成が可能です。ダイレクトメール広告の代わりにSMSでの周知や顧客が住所変更している場合でも、電話番号宛にSMSを利用して広告を届けることができます。

LPの作成も簡単にできるので、文字数制限があるSMSでもLPを遷移先に用意すれば、商品やサービスの魅力を伝えられるでしょう。ダイレクトメール広告とSMSを組み合わせると、さらなる効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。

ダイレクトメール広告とSMSを併用してより多くの顧客にアプローチしよう

いかがでしたでしょうか?

ダイレクトメール広告は、商品やサービスの情報を、ターゲットを絞り込んで広告する手法です。顧客情報を分析して、顧客一人ひとりに合わせたダイレクトメール広告を送付すれば、確度の高いアプローチが可能です。

ダイレクトメール広告を実施する際には、デザインにこだわったり、商品サンプルを封入したりすると、商品の魅力を最大限アピールできます。施策を成功させるには、ダイレクトメール広告とSMSを併用するのもよいでしょう。

CM.com では、SMSの配信に特化したマーケティングツール「MMC」を提供しています。ダイレクトメール広告とSMSを組み合わせて、集客効果を高めたいとお考えのご担当者様は、ぜひご利用ください。

ダイレクトメール広告とSMS送信で顧客を獲得するならCM.comへお問い合わせください。

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