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パーソナイズドメールを最大化するには?読まれるSMSで個人に合わせた配信へ

従来のメルマガは「同じ内容を、同じタイミングで、全員に送る」というものでした。しかし、情報源をメールに依存していない今日の顧客には、そのようなマス的視点のメルマガは読まれなくなっている現状があります。そこで、これからのメールマーケティングには個々の顧客に合わせた、「パーソナライズ」の考え方が重要となってきます。

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CM.com Japan Marketing Team

パーソナライズドメールとは?

HTMLメール作成画面

近年ではOne to Oneマーケティングや個客理解という言葉がマーケターの中で一般的となりましたが、手法としてはメール配信システムを利用する方法が多いかと思います。

パーソナライズされたメルマガの配信方法ためには、顧客を深く知ることから始まり、顧客が本当に欲しい情報を深く洞察し、細かくセグメントしていきます。

適切にセグメントされたターゲット群に対して、パーソナライズドコンテンツを作成し、メールを配信することを指します。


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パーソナライズドメールの効果を最大化するポイントは?

パーソナライズドメールをの効果を最大化するためのポイントを、以下から確認していきましょう。

1.件名を個人名にする

メールの件名は開封率に大きく影響します。件名に個人名が入っているだけで「一斉送信されている情報」というチラシ的要素が薄れ、特別感を与えることができます。

ただし、宛名を変えただけでは、「自動的に名前だけを変えている」と思うユーザーも多いため、あわせてそれぞれの顧客の興味が強い商品やサービス名を入れるとよいでしょう。

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潜在顧客とは?顕在顧客見込み顧客との違いやアプローチ方法

2.ファーストビューを個々に設定する

件名をパーソナライズすることで開封に至ったら、今度はパーソナライズされたファーストビューでコンバージョンUPにつなげましょう。

顧客は期待感をもってメールを開いています。ファーストルックでががっかりさせないよう、おすすめ商品など個人別のコンテンツを差し込むことで大きな改善効果をあげることができます。

3.クリエイティブの質を上げる

情報やデータを分析してパーソナライズされたコンテンツを用意しても、人の心を動かすコピーやデザインなしには顧客に響きません。

多くのマーケターはデータ分析やロジックに終始しがちですが、メッセージを受け取るリアルな人間を想像しながら適切なクリエイティブに落とすところまでが重要です。

4.レコメンドの予測精度を上げる

顧客が興味を持つであろう商品を予測して、個々に自動表示するレコメンドは予測精度によって効果が大きく変わります。もちろん精度が高ければよいにこしたことはありませんが、計算コストも増加します。

そのため利用するレコメンドエンジンによってはECでは費用対効果があわない場合があるため注意が必要です。コストと効果のバランスをみながら精度をあげていきましょう。

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レコメンドメールとは?CVRや売上アップにつながる効果的な方法

パーソナライズドメールの課題

内容を変える事で一斉送信のメルマガより効果を期待できるパーソナライズドメールですが近年はそもそもメールが読まれないという課題があります。

ITコミュニケーションズが、BtoBマーケティングと共同で実施した「BtoB企業におけるeメールマーケティングに関する実態調査」によると、23.4%の人が「期待する効果が得られていない」と回答しています。

つまり、どんなにメールで個別最適化したとしても、メールは読まれにくい性質であることから企業側として、成果を得られてないのかも知れません。

パーソナライズドメールの代替手段としてのSMS

メールの開封率に課題を感じているのであれば、代替手段としてSMSを試してみてはいかがでしょうか。

SMSは携帯電話番号に送るショートメッセージです。メールアドレスと異なり電話番号は頻繁に変えられないため、到達率は90%以上と言われています。

また、受信数が少ない事や、アプリのダウンロードが不要な事、ポップアップにより気づかれやすい事などから、開封率が高いことも特徴です。

メールで配信したパーソナライズドメールと比べて、SMSは開封率が高いことから顧客接点が見込める可能性があるでしょう。

LPを使えばリッチコンテンツも送れる

メルマガ配信に慣れている方はSMSには文字数制限がある事を気にされることが多いですが、LPにリンクさせてリッチコンテンツを送る事も可能です。

CM.comのSMS配信サービスには、PagesというLP作成機能もついており、Webデザインのスキルや知識がなくても感覚的にLPを制作することができます。もちろん申し込みフォームやアンケートなども作成できます。

LP作成ツールに関してはこちら:

パーソナライズドSMSの活用シーン

SMSのサンプル02

欧米ではすでにパーソナライズドSMSが販促やマーケティングに活用され、効果の高いマーケティングツールとして活用されています。

実際に日本でもSMSをマーケティング用途利用する企業のニーズも日に日に増えていますので、簡単な活用事例を2つ紹介いたします。

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オンラインチラシをSMSで配信

クーポンやキャンペーンの案内にパーソナライズドSMSは活用できます。既に作成されたDMやチラシデータをPages(簡単にLPやオンラインチラシを作れるツール)で作成することで、簡単に魅力的なオンラインクーポンが作れます。

これまで手間のかかっていた制作コストや郵送コストなどの削減にもつながるでしょう。もちろん、名前の差し込みやアニバーサリー配信など、特別な案内も簡単にできます。

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購買意欲そそるキャンペーン

ホテルや旅館であれば、過去の宿泊者へのリピーターキャンペーンに使えます。宿泊先を選ぶときに重要な情報は、施設内の雰囲気がわかる写真です。

「また泊まりたい」と思い出してもらえるよう、客室や料理の写真などを合わせて訴求すると効果的です。

パーソナライズドメールはSMSの時代へ

パーソナライズドメールの効果を最大にするポイント、またメールに変わる手段としてパーソナライズドSMSを紹介いたしました。

せっかく顧客分析をしデザインを最適化しても、顧客に届かなかったり読んでもらえなかったりしたら意味がありません。メールでもSMSでも効果をあげるポイントは同じです。

メールの効果に満足を得られていない方は、CM.comが提供するMMC(Mobile Marketing Cloud)でLP広告を作成し、到達率・開封率の高いSMS送信サービスを試してみてはいかがでしょうか。

パーソナライズドメールを送るならMMC

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CM.comは企業向けにSMS送信サービス、SMS配信・認証API、+メッセージ(RCS)、WhatsApp Business、メール配信システムなどを提供しているグローバルカンパニーです。当社プラットフォームを利用することで顧客セグメント、ターゲティング、LP・フォーム制作、配信分析などマーケティングやDXに求められることを実現できます。

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